第29回 身近なヒント発明展 表彰式
令和7年12月20日(土)
当日の東京発明学校の企業講演の時間は、本年度の応募作品の中の、上位16作品+こども発明部門特別賞の受賞作品9作品の表彰式を行います。
※表彰式のオンラインでの視聴の予定はございません
東京発明学校は、発明学会ビル内で毎月第3土曜日に開催されている、発明家が集うイベントです。 毎回100名前後の発明家が参加し、「発明発表オーディション」や、企業による講演会などを開催しております。
・発明発表の部「発明発表オーディション」<オンライン発表可能>

発表をすると、「企業目線」、「消費者目線」両方からのアドバイスが受けられます。発表後、企業審査員と参加者が投票を行い、順位を決定。「トップ賞」作品には賞状を授与します。
会場には、アイデアを求める企業が、発明発表作品の審査員として参加し、アイデアを採用する企業目線からのアドバイスがもらえます。参加者も、企業が発明品のどのようなところに注目しているのかが分かるため、参加するだけで勉強になります。
また、参加者からは、「消費者目線」での意見をもらうことができます。良い発明をするためには、たくさんの発明情報に触れることが重要です。継続的に参加することによって、 あなたの発明に役立つ発想力が養えます。
・講演の部(zoomオンライン受講可能)
講演会では、アイデアを求める企業、新素材を取り扱う企業の社長や担当者が1時間弱講演してくださいます。この東京発明学校でしか聞けない 役立つ情報が満載です。
講演の部は、全国どこからでもZoomオンラインで受講可能です(有料)。
・講評、表彰式
発明発表オーディション審査員それぞれが選んだ、当日の発明発表作品に対し、講評アドバイスを行い、賞状と盾を授与し表彰します。
なお、発表作品と、企業審査員が求める発明ジャンルとのマッチングがうまくいった場合、「商品化検討」のオファーがある場合がございます。
講評の際、企業審査員が投票をした作品を提示したホワイトボードに貼られる、「商品化検討」の黄色い札が、その表示となります。その場合、会終了後、名刺交換をして今後の打ち合わせをしてください。
・その他イベント告知
その他、タイムリーに発明学会に届いている、マスコミからの「テレビ出演者募集情報」の紹介や、会員のアイデアが商品化された際は、「公開契約調印式」を開催します。
・懇親会
東京発明学校が主催する懇親会です。お酒やジュースを飲みながら発明をテーマに楽しい話をする、懇親の場です。お気軽にご参加ください。東京発明学校が終了後、16時30分より18時まで同じ会場で行います。
希望者のみの自由参加企画となります。
懇親会には、発明学会職員のほか、発明発表オーディションの企業審査員や、企業講演の講師も、参加していただけます。
当日の参加者の中には、「試作作りが上手な方」、「ご自身と異なる分野の知識を持つ方」、「商品化成功の経験を持つ方」など、様々な方が参加しているので、発明家仲間を増やすため、横のつながりを広げるのに最適です。コミュニケーションづくりの場としてお役立てください。
| 開催日 | 毎月 第3土曜日 |
|---|---|
| 時 間 | 13:00~16:10(受付は12:00から)予約不要 ※懇親会 16:30~18:00(希望者のみ) |
| 会 場 | 発明学会ビル3F セミナー室 会場地図 |
| 参加費 (税込) |
会場参加の場合 会員 1,500円 非会員の初回体験参加(1回のみ) 500円 ※全国の発明研究会メンバーの場合 2回目以降2,000円 オンライン参加の場合 会員 1,500円 非会員の初回体験参加(1回のみ) 500円 ※オンライン参加は、講演の部のみとなります。発明発表の部はご参加いただけません。 ※非会員の方は初回のみ体験としてご参加いただけます。2回目以降の参加は発明学会入会手続が必要になります。 |
| 発明発表オーディション 発表費用(税込) |
会員のみ 1,500円(※参加費別途要) ※全国の発明研究会メンバーに限り、1回のみ発表可能です。 |
| 開催内容 | 13:00~14:40・・・・発明発表の部「発明発表オーディション」(オンライン発表可能) |
| 14:50~15:40・・・・講演の部(オンライン受講可能) | |
| 15:50~16:10・・・・講評・表彰式・その他イベント・告知 | |
| 16:30~18:00・・・・懇親会(希望者のみ) |
「東京発明学校」では、発表者・参加者のアイデアを保護、応援をするため、「東京発明学校憲章」としてルールを定めます。
参加者全員で発明を楽しむため、活発な意見交換を行い、健全な会運営にご協力ください。参加時の署名を持って、「東京発明学校憲章」の趣旨に承諾されたこととします。
発明・アイデア作品発表を希望される方は、下記申し込みフォームよりお申込みください。お申込みは、基本的に会員優先となります。
発表時間は、「発表」と「質疑応答」を含めて7分間です。試作品による実演と、プロジェクターに投影するプレゼン資料と合わせて、発表してください。
発表日につきましては、原則、お申込みいただきました次の第3土曜日になりますが、発表希望者多数の場合、翌月以降の発表となる場合がございますので、ご了承ください。
発表は先着順となります。 詳しい発表日につきましては、担当より後日ご連絡させていただきます。
発明学会会員の方ならびに、発明研究会会員の方は、オンラインでも発表を行うことができます。
日本全国どこにお住まいの方でも、インターネット環境さえあれば、発表することができます。
企業の方に自分の発明を見てもらえる上に、色々な方々の意見も聞けるチャンスです!
ご自身の発明をブラッシュアップするために、是非ご活用ください。
発明の発表は、発表4分、質疑応答3分の計7分です。
4分を目安に、自分の発明がどのようなものか、会場の方々に伝わる動画を作成しましょう。
※通信環境に左右されないよう、事前に動画での提出をお願いしております。
※動画は必ず横長で撮ってください。
※動画は最長5分以内で作成してください。5分を超えるとアップロードできない可能性があります。
「発明学会公式ライン」または無料大容量 ファイル転送サービス「ギガファイル便」にて、Step1で作成した発表動画をアップロードください。
※動画は最長5分以内で作成してください。5分を超えるとアップロードできない可能性があります。
発表動画サンプル
発明発表オーディション申込フォームより、オンライン発明発表をお申し込みください。
※ギガファイル便の場合は、申込時に動画のダウンロードURLを入力してください。
お申し込みいただいた内容・動画を発明学会で確認し、発表日が決定いたしましたらご連絡いたします。
※発表日は申し込み順になります。
発表の料金をお支払いください。
≪費用≫
3000円(当日行われる企業講演のオンライン視聴代も含む)
発明学会より、当日使用するZoomのアドレスをお伝えいたします。当日はこのZoomアドレスより、オンラインでご参加ください。
時間になりましたらZoomにログインしてご視聴ください
発表動画は発明学会の方で、当日プロジェクターにて会場に流させていただきます。
時間があれば、会場参加者からの質疑応答となります。
発表終了後は、企業講演、講評・表彰式と進みます。講評の時間に、企業からのコメントがもらえます
会場の皆様にご記入頂いた評価やコメントは、発表者の方に後日郵送いたします。
トップ賞を受賞された方には、賞状もお送りいたします。

令和7年12月20日(土)
当日の東京発明学校の企業講演の時間は、本年度の応募作品の中の、上位16作品+こども発明部門特別賞の受賞作品9作品の表彰式を行います。
※表彰式のオンラインでの視聴の予定はございません

令和7年11月15日(土)
株式会社シューゼット 代表取締役 石田 富照 先生
発明主婦・石田 万友実さんが生み出した靴収納具「シューゼット」は、日本の玄関事情を変えた暮らしの発明品として、発売から40年を迎えました。累計販売数は1,000万個を突破し、総売上は15億円を超えるという、まさに金字塔ともいえるロングセラーとなっています。
今回の講演では、その誕生秘話に加え、発明を商品化し、さらに育て続けてきた舞台裏を、夫であり株式会社シューゼット代表の石田 富照さんにお話ししていただきます。母と挑んだ販路開拓、妻と歩んだ商品開発、友と背負った設備投資。40年の歴史の中で織りなされた数々のドラマには、発明家にとって欠かせないヒントと学びが詰まっています。
シューゼットの物語は、単なる発明成功談にとどまりません。模倣品との戦い、ふるさと納税やテレビ通販といった新しい販路開拓、そして夫婦二人三脚で挑み続けた日々の工夫。笑いあり感動ありのリアルなストーリーは、これから発明に挑戦する方々の背中を押す力となります。

令和7年10月18日(土)
はちらぼ 岩崎 桂太郎 先生
3D CADというと難しそうに聞こえるかもしれませんが、実はやることはとてもシンプル。紙に絵を描くように「スケッチ」をして、その形を“にょきっ”と立ち上げる、そんな感じです。
例えば四角を描いて、それを上に引き延ばせば「箱」ができます。丸を描いてくり抜けば「穴」になります。パズルのように形を足したり引いたりして、立体をつくるんです。
何がすごいかというと、それを画面の中で自由に回して見られること。そして、寸法通りにぴったり作れること。頭の中のイメージをそのまま形にできる感覚は、とても楽しく、やってみると「意外と簡単! 」と感じる人が多いです。
そんな3D CADの入り口を、やさしくご紹介します。

令和7年9月20日(土)
発明学会 会員 目黒国際特許事務所 代表 樋田 成人 先生
中学受験中の子どもからの質問をきっかけに、立方体や四角すいの断面に魅了された発明学会会員・樋田弁理士。和菓子や豆腐を使った親子の実験から着想を得て、図形の断面を学べるパズルを発明し、特許出願しました。 その一つの特許から生まれたのが、「博士のIQパズル」「博士のIQデザインパズル」そして最新作「IQつみき」の3商品です。対象年齢や難易度を変えながら、形の不思議を楽しく学べる教材へと発展。 アイデアをどう形にし、ビジネスにつなげるか。そのプロセスを、実体験を通じてわかりやすく語ります。

令和7年8月16日(土)
発明学会 会員 SD Planet代表 門脇 晃 先生
釣り好きの個人発明家・門脇晃さんは、家族や初心者が「虫エサを触れない」という悩みから釣りを楽しめないことに着目し、「誰でも簡単にエサ付けできる道具」を開発。完成したのが、特許取得の画期的商品『サワラーズ』です。虫エサに触れずに釣り針へ通し刺しができ、手も汚れず、釣果もアップ。発売後は釣り専門誌にも掲載され、釣り初心者からベテランまで幅広い支持を集めています。今回の講演では、発明のきっかけから試行錯誤の開発秘話、特許取得や商品化のリアルなプロセスをご紹介いただきます。発明の面白さや、身近な課題に光を当てるヒントが満載です。

令和7年7月19日(土)
発明学会 会員 秋山 誠治 先生
外での飲酒が制限されたコロナ禍、自宅での晩酌を楽しむ中で気づいた日本酒の“押し込み式蓋の開けにくさ”。唎酒師でもある発明学会会員・秋山誠治さんは、日本酒を愛するがゆえの不便を解消すべく、打込み式の蓋を簡単かつ衛生的に開けられる専用栓抜きを発明しました。構想のきっかけは日常の小さなストレス。夜な夜な晩酌をしながら思案を重ね、イラストを描き、試作を依頼。完成した製品は、酒蔵をイメージした美しいデザインと高い実用性を兼ね備え、日本酒ファンの間で話題に。講演では、発案から試作・改良、そしてネットショップでの販売に至るまでのリアルなプロセスを、発明に挑むすべての人に向けて語っていただきます。

令和7年6月21日(土)
株式会社三陽プレシジョン 代表取締役 小島 裕司 先生
これまで、小島社長には、「フォーク、漏斗、ざる、バターナイフ、ごろ寝枕、蒸し器、コーンピーラー、ビーズ細工グッズ、パン生地発酵器」など、台所用品だけでなく、日用品や趣味の分野の商品まで、大変多岐にわたる発明品を、発明学会会員の作品から採用していただいた実績があります。
そこで講演では、皆さんが「同社に商品化採用してもらうこと」を目指した場合、採用されやすい、またはされにくい「商品の素材、ジャンル、大きさ、用途、使い方の説明が必要かどうか」など、どのようなところに気を付けたら良いのか、「小島社長がどのようなところを見ているのか」という点についてお話いただきます。

令和7年5月17日(土)
一般社団法人発明学会 会長 中本 繁実
私は、発明学会に入社したころ、学歴コンプレックスで悩み、愚痴をこぼしていました。そういう私は、豊沢会長に、指導していただきました。本を書くと、これから、いいことがいっぱいあるよ、といって、すすめるのです。本で、一気に多くの人に、発明の楽しさのPRができるからです。ところが、本人は、文章を書くのも苦手で、いつも、さけていました。長崎県出身の私は、お酒が大好きで、飲む時間は、すぐに作っていました。 中本くん、君も、頭が悪い、と思っていたら、ナンバーワンにはなれないから、発明の本、は、一つしかない、といえるような、オンリーワンを探して、書けばいいんだよ、といっていました。お酒を良く飲むので、アル中になるぞといいながら、歌舞伎町に誘うのです。本を書かせたくて、ほめるのです。いいことばかりいうのです。その当時、私は、20代です。発明の世界で、少しでも、認めていただくには、本が書けることが大切だ、といわれました。そして、実行しました。いま、年齢は、71歳です。本は、72冊書きました。楽しかった、体験談を聞いてください。

令和7年4月19日(土)
発明学会会員 みずたま整骨院代表 水島 隆太 先生
柔道整復師として整骨院を開業し、20年以上体を整える仕事をされている水島さん。腰痛やヒザ痛などの治療を中心に施術しながら、その知識を活かした新しいケアグッズや治療器具の研究をされています。約15年の発明歴中、商品化を目指すため発明学会に入会し、特許を出願するようになってから約5年をかけて、姿勢矯正グッズ『Siseii(シセイー)シリーズ』の販売が実現しました。
今回の講演では、「補助金の申請」「発明サポネットで紹介された商品量産企業との打ち合わせ」「展示会出展」「クラファン挑戦体験談」「発明サポネットでの販売」などの、モノづくりビジネスを通して体験した成功体験、失敗体験をお話いただきます。

令和7年3月15日(土)
発明学会会員 吉村 善四郎 先生
吉村さんが発明した、錠剤押し出し具『錠剤出取(じょうざいだっしゅ)』は、第20回(2016年)の「身近なヒント発明展」で「発明学会大賞」を受賞され、協賛企業に商品化採用されました。しかし吉村さんは、同じ「錠剤押し出し具」の発明で、第17回(2013年)の「身近なヒント発明展」でも、「発明学会大賞」を受賞されていますが、商品化採用はされていません。講演では、同じ錠剤押し出し具の発明でも、なぜ商品化されるもの、されないものがあるのか? の解説と、どのように試作品を改良していったのか? そして採用してくれた企業の社長さんと、どのような打ち合わせを経て、現在の形になったのか、商品化採用に至るまでの体験談や、企業に採用されるための秘訣等をお話いただきます。お楽しみに!

令和7年2月15日(土)
発明学会会員 「玲架企画」
代表 中村 玲架 先生
タオルを三角形にした、日焼け防止用タオルを発明した中村さん。企業に商品化してもらおうと、ロイヤリティ契約をめざして、タオルの産地の企業、約百社に売り込みをするも、すべて不採用。 しかし、身の回りにアンケートを取ると、「売ってほしい」と評判が良く、「不採用の理由は商品がダメというわけではないのでは?」と一念発起! 地元の「道の駅」などのイベント販売を頑張った結果、 約3,000円の「日焼け防止タオル」を約10,000本も販売できました。こんなに売れた商品がなぜ「不採用」なのか? それは、企業には企業の事情があるから。 たとえ不採用でも、自身で商品化すれば成功できる発明品はまだまだあるはず! 中村さんの成功失敗体験談から、あなたの発明品の可能性を探りましょう!

令和7年1月18日(土)
発明学会会員 ワイガヤ発明交流会アドバイザー
髙橋 宏三 先生
高橋宏三さんは、これまで11件の発明採用実績がある、当会会員の発明家です。 特に「ピーラー」の発明に力を入れており、これまで8件のピーラーの発明が、商品化採用されています。今回は、高橋さんの長い発明歴の中で生まれた2,000点の作品の中から「発明歴1~3年目まで」「10年目 まで」「20年目まで」「30年目まで」に考えたアイデアを、それぞれ振り返りながら、欠点や失敗、反省点をご紹介いただきます。その他、発明家の皆さんへのアドバイスとして、長い発明歴から学んだ、商品化 採用してもらうために必要な「手を出してはいけない商品ジャンルと、その理由」や、「挑戦する発明テーマを決める前に、高橋さんが必ず調べる重要な条件」などについても、お話いただきます。お楽しみに!
【秘密保持義務(守秘義務)について】
東京発明学校で行われた「発明の発表内容」、「発言内容」、当日参加者に配布される「発明ノート」について、模倣盗用・口外・配布・公開・撮影等の行為を禁止します。これらの禁止行為が行われた場合、損害賠償の対象となる場合がございます。
発明学会は一切のあらゆるトラブルに関し、何ら責任を負うものではなく、禁止行為を行った者が、すべての責任を負うものとします。ただし、下記は除外するものとします。
○模倣盗用について
参加者が、発明の発表作品を見る前から、すでに同様の発明を独自に創作・実施していたことを証明できる場合については、その限りではありません。
○口外・配布・公開・撮影等について
発明者、発明学会が許可する範囲においての禁止行為の実施については、その限りではありません。
【発明発展の場とするためのルール】
東京発明学校は、発明の発表作品に対し、企業審査員や参加者からのアドバイスを参考に、発明がより良く、発展するための建設的な意見交換を行う場となるよう、下記のルールを定めます。
○批判禁止
「すでに売られている」等の批判的発言にとどまるのではなく、すでに売られている事を前提に「こうすれば、さらに良い発明になる」等の建設的な内容の発言を行ってください。発言ができなかった場合は、投票用紙内のアドバイスカードに、アドバイス内容をご記載の上、投票してください(投票結果の集計後、アドバイスカードを発表者にお渡しします)。
○アドバイス内容は無償提供
参加者によるアドバイス内容は、発表者へ無償提供するものとし、発言をした方はその内容について放棄することとします。承諾できない場合は発言をしないでください。
【その他禁止事項】
・勧誘、営業行為
・許可のない販売
・その他迷惑行為
一般社団法人 発明学会
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