害虫捕獲、解放及び駆除装置(CO2で虫バイバイマジックキャッチャー)
発明者
奥天 優衣 さん(北海道)
特許番号 特許登録第7503721号発明学会が行う「こども発明1万円特許出願サポートプログラム」は、「ものづくり」と「発明・アイデア」と、「自分のアイデアを権利保護する重要性」に興味を持ってもらい、未来の日本を支える子どもたちの創造と表現力の育成を目指すことを目指して設立された、一般社団法人 発明学会の新制度です。
発明学会の顧問弁理士も務める「メタライツ特許商標事務所」の木村 浩也 先生と、「一般社団法人 発明学会」のコラボ事業として、実現しました。
発明学会の会員でもあり、町の発明家の発明を応援してくれる、優しくユーモアあふれる木村先生が、みんなの発明をサポートしてくれます。
発明学会に会員として所属するこども発明家のほか、「身近なヒント発明展 こども発明部門」や、子供向け科学雑誌『子供の科学』の『ぼくの発明きみの工夫コーナー』応募者まで、支援の範囲を広げ、こども発明を応援してまいります。
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メタライツ特許商標事務所
発明学会 顧問弁理士・発明学会 会員
木村 浩也 先生
東京理科大学卒。早稲田大学 大学院法学研究科卒。
民間放送局(東京キー局)の技術者でもある、異色経歴の弁理士として活動をしながら、一方では、発明学会顧問弁理士として、町の発明家によるアイデア商品化を支援中。
また、商標を活用した、知財の更なる可能性へ挑戦するために、コロナ禍でプチゴージャスな気分になれるブランド構築を狙った商標「幸金(こうきん)」を取得。
「幸金ウェットティッシュ」を事業化中。
当サービスは、下記に該当する方を対象にしております。
お子さんが考えた、発明コンクールなどに展示されることになった発明品を、テレビや新聞、インターネット上などで不特定多数の方に公開されると、特許権が得られるために必要な「新しさ(新規性)」と言う条件を失ってしまい、一般的には、特許権が取れなくなってしまいます。
お子さんが夏休みの宿題の一環などで考えたアイデアであるため、特に気にしない方が大半です。
しかし中には、「特に良いアイデアだから商品化を目指すために特許出願してあげたい」、「せっかく子供が考えたアイデアなので、将来のために特許出願をして、子供の成果として、残してあげたい」と考えるお父さんお母さんもいらっしゃいます。新聞やテレビなどで「小学生が特許を取った」と言うニュースは、おそらくそのような考えからによるものと思います。
しかし、特許事務所に特許出願を依頼した場合にかかる、費用的負担がネックでした。発明学会にご入会いただき、無料発明相談を受けながら、出願書類を作ることも可能ですが、手間と時間がかかります。
このような方のために、できるだけ権利対策の経済的負担を軽く出願できるようにして、お子さんの創作活動を、家庭全体で応援してもらい、家族みんなで発明を楽しんでもらえるようにしたのが当サービスです。
特許庁への各種手続きを代行する専門家を、「弁理士(べんりし)」と言います。
例えば、特許出願をしたい場合は、弁理士が開業している「特許事務所」に依頼し、特許出願手続きにかかる実費の他に、弁理士に支払う各種手数料を払うことで、依頼が可能です。
一般的に、特許事務所に特許出願をお願いして、権利化までには約60万円ほどの費用がかかるのが現状です。しかし、当「こども発明1万円特許出願サポートプログラム」を通じてお申込みいただくと、大幅に負担を減らすことが可能となります。
1.特許出願だけを目的とする方のための「特許出願1万円コース」
書類作成監修費用1万円+特許印紙代14,000円実費のメニューです(税別)。
アイデア説明文を出願書類の形式に転記するのみで、お子さんの名前を「発明者」として、特許庁の公開公報に掲載することを主な目的としたメニューとなります。
インターネット上で出願情報を検索できる、「特許情報プラットフォーム」でも、お子さんのお名前と発明の内容を、検索閲覧することができます(※公開は、出願後1年6か月後となります)。発明の成果として、お子さんの名前を残すことが可能です。
書類作成後の校正は1回のみ、若しくは図面の変更は無しとなります。
商品化を目指す方は、とりあえずこのコースで十分です。出願後1年後までであれば、「国内優先権制度」を利用することで修正が可能です。出願後、企業に売り込みを行い、採用が決まった後、その企業が商品化する構造や素材などの条件に応じ、対応が可能です。この場合の国内優先権制度を利用した出願については、別料金での対応となります。
2.権利化までを視野に入れたい方のための、「特許出願5万円コース」
もし、権利化までを視野に入れたい場合は、記載の図面の中で、体裁を整え、特許査定の可能性を残す範囲で、1~3万円の手数料で書類を作成するメニューの他、さらに権利化に近づけるために、特許査定可能なレベルまで持っていく5万円の書類作成メニューがございます。
木村先生に、申込内容を見ていただいた結果、権利化を目指した場合、図面等の書き直しまで視野に入れるとかなり時間と検討が必要となる作業になるため、書類作成監修費用5万円+特許印紙代14,000円実費で対応いただけることになりました。
書類作成後の校正は1回のみ、図面は作成しませんが、5万円の範囲内で差し替えは可能。
3.とにかく権利化をめざしたい方にお勧め。「実用新案登録コース(1万円+20,600円)」
特許制度とは別に、実用新案制度というものがあります。
実用新案で出願しますと、実用新案登録証が届き権利化可能です。
出願料14,000円の他に3年分の登録料を加算した20,600円が実費としてかかります。
書類作成後の校正は1回のみ、若しくは図面の変更は無しとなります。
4.その他「意匠出願コース」、「商標出願コース」
デザイン上の要素が強い場合や、ロゴマークや商品名等は、このコースでの対応となります。アイデアの内容を見て、このコースでの出願がベストである場合はおすすめさせていただきます。
発明のきっかけは、ゴキブリが苦手な母の友人から、近づかず触ることなく駆除できないかという話を聞いたことです。また、私には小さな従妹がいるので、殺虫剤を使うと、薬剤が床につき小さな子の手についてしまう心配がありました。この2つを組み合わせたのが、長い棒のマジックキャッチャーを使って二酸化炭素で害虫を駆除する「CO2で虫バイバイマジックキャッチャー」です。
この発明品は、「全日本学生児童発明くふう展」で入選することができ、とてもうれしかったです。作品をみた方々から高い評価をいただいたため、特許を出願することにしました。その際、発明学会の「こども発明1万円特許出願サポートプログラム」を知り、取得にむけて弁理士の木村先生、発明学会の皆様からアドバイスをいただきながら、母と一緒に書類の作成をしていきました。
小学校の担任の先生やお友達からの応援もあり、頑張ることができました。
発明学会で行っている、東京発明学校「発明発表オーディション」にも挑戦し、大人の発明家に交じって社長さんの前でプレゼンをして、企業審査員の社長さんから審査員特別賞をいただき、とても嬉しかったです!
商品化されたら、ペットや小さな子供がいるご家庭で活用してもらえたらうれしいです。二酸化炭素なので、薬剤より安心です。また、クレーンゲームのような構造も楽しいので、大人以外にも子供も駆除や捕獲ができます。
将来の夢は、人の役に立つようなものを作っていきたいです。今はメイクやスキンケアに興味があるので、たくさんの人のお肌がプルプルになるような保湿成分などを研究してみたいです。
通っていた小学校の総合の授業内で、身近なヒント発明展にチャレンジすることになりました。
この発明は本当に自分があったらいいなと思うものを作りました。特許権をいただけたという事は、今までにないものであるという証明だと思いますので大変嬉しいです。
特許書類おいて、木村先生をはじめ、発明学会の皆様、そしてお友達のお父様に手厚くアドバイスをいただきました。両親に手伝ってもらい、何度も訂正しながら作成していきました。アドバイスをいただける環境にいたことが私にとってはありがたかったです。この環境がなければ今回の取得はなかったと思います。アドバイスをくださった方々と両親に感謝しています。
私は学校や塾の勉強をしている時に、こんなのがあったらいいなと思い、この定規を発明しました。ですので、どこかの文房具屋さんや事務用品のメーカー様の目に留まり、製品化されたとしたら、受験生の方はもちろん、日々学習している学生の方に役に立つと思います。
勉強を頑張っている方に少しでも貢献する事ができたら夢のようだなと思います。
発明を通して、今あるもので満足するのではなく工夫したり、新しく生み出したりすることで、生活がより便利になることを学びました。
これから更なる学びを通して、将来自分が世の中に貢献できる人になれるように頑張っていきたいです。