こども発明権利化第2号!!
2024/08/13 (火)
発明学会では、「ものづくり」と「発明・アイデア」、そして「自分のアイデアを権利保護する重要性」に関心を持ってもらい、未来の日本を支える子どもたちの創造力と表現力の育成を目指して、「こども発明1万円特許出願サポートプログラム」を設立しました。
このプログラムを利用して、北海道に住む奥天優衣さんが特許を取得しました。わずか11歳という若さでこの快挙を達成しました。
アイデアは、害虫を捕獲し、駆除できる装置です。装置はマジックハンドの先端に捕獲容器が付いており、手元のハンドルを操作することで、捕獲容器が閉じます。
さらに、容器の側面には穴が開いており、この穴から二酸化炭素を注入することで、害虫を駆除することができます。
また、二酸化炭素を注入しない場合には、生きたまま害虫を逃がすことも可能です。
この発明のきっかけは、ゴキブリが苦手な母の友人から、「近づかずに、触ることなく駆除できないか」という相談を受けたことでした。また、親戚に幼児がいるため、殺虫剤を使用すると薬剤が床につき、小さな子どもの手についてしまう恐れがあることも動機となりました。
こうして作られた「害虫捕獲、解放及び駆除装置(CO2で虫バイバイマジックキャッチャー)」は、発明学会顧問弁理士である木村先生によって出願され、見事に特許登録を受けたのでした。
この発明がSTVニュース北海道で放送されました。