当会会員 佐藤 美惠子さんが高校英語の教科書にて紹介されました
2024/07/06 (土)

当会で支援している町の発明家、90歳の佐藤さんが大きな注目を集めています。
佐藤さんが手作りで製作・販売している『ペットボトル「開けるくん」』は、簡単にペットボトルのキャップを開けられる便利な商品です。この発明品は生協(COOP)のチラシに掲載されると、毎月数千個の注文が途切れることなく入り続け、佐藤さんは一躍、成功した発明家の一人となりました。
佐藤さんは毎日、精力的に活動しています。「死んでる暇がない」と笑い飛ばすその言葉には、その元気さと前向きな姿勢が凝縮されています。この言葉を笑顔で語る佐藤さんのインタビューは、当会が紹介した毎日新聞の記事で取り上げられ、多くの読者に感動と勇気を与えました。
記事を読んだ人々からは、「年齢に関係なく新しい挑戦を続ける姿に勇気をもらった」や「自分も何か新しいことを始めてみようと思った」といった声が数多く寄せられ、大きな反響を呼びました。
そんな佐藤さんのストーリーにさらに面白い展開が加わりました。
この記事を目にした英語教科書の編集部から、「不便がヒントに」というエピソードで佐藤さんの発明が教科書に取り上げたいというオファーがあったのです。驚いたことに、教科書には「死んでる暇がない」と笑いながら語る佐藤さんのエピソードがしっかりと設問になっていました。
佐藤さんの物語は、何歳になっても新しいことに挑戦し続けることの大切さを教えてくれます。私たちは、これからも佐藤さんのような町の発明家たちを支援し、アイデアが多くの人々に届くよう努めていきます。
皆さんも、何か不便だと感じることがあったら、それを解決するアイデアが次の大きな発明につながるかもしれません。
このエピソードが、さらに多くの人に勇気を与えることを願っています。