発明学会ホーム > アイデアから商品化まで > 最新の商品化契約発明
発明 発明学会
商品化契約された会員の最近のアイデアを紹介します。
発明 発明学会 発明 発明学会
洗濯機で洗える乳がん経験者用胸パッド
「エンジェルパッド」


発明 発明学会
池田 安江 さん(主婦)


契約金100,000円
実施料4%

洗濯機で洗える!乳がん経験者用胸パッド
発明学会会員である、池田安江さんは、乳がんで右乳房を失いました。
手術後、希望の「胸パッド」が見つからなくて悩んだのです。乳がんを経験された方々は、補正用のシリコン製胸パッドなどを利用しているのです。しかし、高価で、手が出なかったり、通気性が悪く、肌に悪い欠点もありました。
そこで、同じ悩みを持つ人に役に立ちたいと、新しいパットを発明しました。
皮膚が荒れることを解消するために、綿の布地を使い、安価で製作でき、洗濯機で洗え、そして、乳房の柔らかさを再現できるよう心がけました。 さっそく手作りのパットを、池田さん自身が開設したネットショップで販売してみると、多くの人に受け入れられ大好評でした。発明品に自信を持った池田さんは、アイデア売り込み、婦人用下着の製造販売を行う島崎株式会社に採用され、契約金10万円と実施料として、卸値の4%という内容で、正式に契約を結びました。


発明 発明学会 発明 発明学会
ムースタイプのニュータイプ肥料
「awappi〜あわっぴ」


発明 発明学会
山本 理恵 さん(会社員)


粗利の20%

おしゃれなニュータイプ肥料が商品化!
最近では、ベランダやキッチンなどの極小面積で園芸を楽しむ「スモールガーデナー」と呼ばれる人たちも現れてきました。子供への食育の一環で、自宅で野菜を育てる若い女性もその人気に拍車をかけています。 野菜を大きく成長させるために重要な、肥料。
しかし、そんなガーデナーにとっては、市販されている液体肥料は希釈して使用する煩わしさと、容器が大き過ぎ、場所を取ってしまう問題点がありました。
また、希釈の必要のないストレートタイプの液肥は、量が少なく何度も買い足す必要があり、経済的ではありませんでした。
そこで発明学会会員の山本理恵さんは、液肥をムース状にし、ピンポン玉サイズの量を目安に土の上に出し、その後泡に水をかけて溶かす方法を考え出しました。
これならば、液肥を計量する手間も省け、また希釈時、容器からの液だれを防ぐことができます。
株式会社Nicher(ニッチャー)と商品化契約を結ぶことができました。実施料は、粗利の20%です。


発明 発明学会 発明 発明学会
介護用おむつBOX「トルナーレ」


発明 発明学会
管 浩美 さん(介護士)


実施料3%

職業の不便さをアイデアで解決!
発明学会会員で在宅介護の仕事をされている介護士の管さん。「オムツ介助作業」からアイデアが生まれました。
オムツ介助は、「手袋、オムツ、パット、陰洗ボトル、石鹸、ティッシュペーパー、切ったトイレットペーパー、お尻拭き、汚物を包む新聞紙、ビニール袋」の「10の道具」を使い、介助をします。
病院や施設では、これらがワゴンにまとまっていますが、在宅介助の場合、部屋中にばらばらに置かれているため、作業が効率的でない欠点がありました。
そこで、オムツ介助用の収納具と、必要な場所に10の道具をトレーに乗せて移動できるように発明されたのが『トルナーレ』です。
新潟県にある斉藤工業 株式会社と契約が決まりました。契約条件は実施料3%です。


発明 発明学会 発明 発明学会
からまんスタンド


発明 発明学会
峯野 泰助 さん(発明家)


実施料3.5%

売り込み企業110社!
イヤホンを鞄にしまっておいて、取出してみるとグチャグチャにこんがらがってしまう。多くの方が経験したことのある不満ではないでしょうか。
発明学会会員の峯野さんもこの不満に悩まされていた、一人でした。
峯野さんは、なぜイヤホンが絡んでしまうのかその原因を調べました。すると、イヤホンの先端が、グチャグチャになったコードの輪っかに入り込み、結び目ができることに気が付きました。
そこで、このイヤホンの先端を固定する方法を思いつきました。輪ゴムが絡まない原理を利用したものです。
構造は楕円形状をしたクリップです。クリップの裏面に貼られた粘着テープでスマートフォンや携帯音楽プレーヤーの裏側に貼り付けて使用します。また、このクリップを開いて使うと、スマートフォンスタンドとして使えます。
そして、売り込みをかけること110社目。ようやく念願の商品化が「多摩電子工業株式会社」によって実現しました。
契約条件は実施料3.5%です。


発明 発明学会 発明 発明学会
電子レンジ用ミルクカップ吹きこぼれ防止具


発明 発明学会
丸谷 一成さん(会社員)


権利譲渡

3年前の忘れていたアイデアが採用された
電子レンジでコップに入れたミルクやココアを温めているとき、沸騰して吹き零れることがあります。
会員の丸谷一成さんは、たびたび吹き零した失敗に懲りて、いつ沸騰してもコップから中身がこぼれない防止具を工夫しました。
漏斗の底を切り取ったような逆円錐状の形です。上の口は広く開いて、下の口は狭い。それだけの仕組みです。コップの口に載せて、電子レンジにかけます。コップから沸騰したミルクは、下の狭い口から漏斗に溢れますが、外側にはこぼれません。沸騰が終われば、元のコップに逆流するわけです。シリコン材でつくれば、耐熱性があり、ミルクなどの液体が付着しなくて、衛生的にできます。
丸谷さんがこのアイデアを考えたのは、3年前のこと。ちょうどそのときに開催されていた螢瀬ぅ筌魁璽櫂譟璽轡腑鷆┿燭痢崑茖臆鵑劼箸砲笋気靴だ験萢冑淵▲ぅ妊▲灰鵐ール」に応募しました。結果は奨励賞でした。丸谷さんはその後、仕事の忙しさにまぎれて、応募したことも忘れていました。特許などの出願もしていません。
忘れていなかったのは、(株)ダイヤコーポレーションの担当者です。今回の「第4回 人にやさしい生活用品アイデアコンクール」を開催するにあたり、もう一度過去の応募アイデアを見直しました。
丸谷さんのアイデアは、再浮上して改めて検討されました。アイデア自体には類似があり、特許も意匠も権利化は無理のようです。それでも商品化をすすめることになりました。当会が中に入って、アイデアの譲渡契約をおこない、このたび商品が完成するに至ったわけです。
アイデアを忘れていた丸谷一成さんには、いきなり商品化の話になって、まるで寝耳に水のような話です。しかし発明の対価をもらって、うれしい発明になりました。


発明 発明学会 発明 発明学会
とうもろこし「粒取り名人」


発明 発明学会
藤田 博昭さん(自由業)


契約金150,000円
実施料3%

トウモロコシをスマートに食べる
夏の味覚、トウモロコシのシーズンです。
みなさんはトウモロコシをどのようにして食べますか?
ガブリとかぶりつく。指の爪で粒を剥ぎ取る。いろいろな食べ方があります。いずれも、スマートで効率よい食べ方とはいえません。
会社を定年になり発明を心がけている藤田さんは、ドライバーの先端をトウモロコシの粒の下側に入れて、ズルズルと滑らせてみました。すると、粒の一列をキレイに剥ぎ取ることができます。あとは、一列のすき間に指を入れて、列の横の粒を指の腹でポロポロと剥ぎ取ります。これで効率的にスマートにトウモロコシを食べることができます。
しかし、ときどきドライバーが斜めに滑ることがあり、手をケガしそうでチョット危険です。
藤田さんが何度も実験しているうちに気がついたことは、トウモロコシの粒の根元には、一列毎に縦に溝が入っていることです。この溝にガイドを当てて刃先を滑らせると、刃先は真っ直ぐに滑りそうとだと考えました。
こうして完成したのは、刃先の下側にコの字型のガイドをつけるアイデアです。このガイドが粒の両側の根元の溝に入り、真っ直ぐに滑ってトウモロコシの粒をきれいに剥ぎ取ります。
この発明は一昨年の「身近なヒント発明展」で入選し、意匠の権利と、「粒取り名人」の名前で商標もとりました。
この発明展には、多くの会社が協賛して、良い発明を採用してくれます。株式会社三陽プレシジョンの小島裕司社長が商品化を検討して、この6月に無事に契約が成立しました。契約金15万円と実施料は卸価格3%です。いま店頭に並んで注目されています。


発明 発明学会 発明 発明学会
湯遊タオル


発明 発明学会
村松 隆さん(自営業)


契約金500,000円
実施料3%

温泉で転倒、大ケガを見て発明
岩や大石で囲まれた温泉では、高齢者が転んでたびたび大ケガをします。
「なぜ、転ぶのか?」
温泉めぐりが趣味の村松さんは、目の前で大ケガしたお客さんを見て考えました。原因は、もちろん石や岩につまづいて転ぶのですが、では「なぜつまづくのか」と考えました。わかったのは、温泉ではタオルを腰に巻いていますが、結び目が解けそうになり、気を取られて転倒するのでした。そんな事故を防ぐために村松隆さんが工夫したのは、タオルの両端を結ぶための短帯状のヒモを付けるアイデアです。
タオルを腰に付けたとき、両側のヒモを重ねてクルクルと巻いてサット結ぶと、もう結び目は解けません。身体を洗うときはヒモを内側に畳んで邪魔になりません。しばらく実験で使っていると、湯を含んだタオルは重くなって両端のヒモの縫い目がほころんできました。そこで、ヒモの一端から他端まで糸で連続して縫い、4本の糸で補強しました。
こうして、温泉で安心して使えるタオルが完成。この発明は、新しい機能面を関西の古勇タオル株式会社が評価し、契約金50万円と実施料3%で採用して商品化してくれました。


発明 発明学会 発明 発明学会
お尻すっぽりハートクッション


発明 発明学会
松本 奈緒美さん(会社代表)


実施料3%

いすに座って、お尻と腰を保温
見た目は広いハート形状のシート。ハートの両肩を重ねてボタンで留めると、立体的にくぼみができて、椅子に腰掛けたお尻をスッポリおおって暖かい、というクッションです。オフィスでも家庭でも、椅子で前の脚に毛布を掛けている女性は多いものです。ところが、後の腰やお尻がスースーして寒い。この発明は、女性が困っているところをズバリ突いた発明とえいます。使わないときは畳んで、小さなクッションシートになります。このアイデアは、株式会社ロマンス小杉から3%で採用され、商品化されました。


発明 発明学会 発明 発明学会
ヘッドが浮く"念力スプーン&フォーク"


発明 発明学会
山川 政司さん(会社員)


実施料3%

ヘッドにゴミやホコリがつかない
スプーンやフォークの首部が、U字状に下方へ突出しているのが特徴です。 テーブルの上に置いたときU字の突出部が支点となって、ヘッドの部分が上に持ち上がります。先端がテーブルの表面から浮いて、ヘッドにテーブルのゴミが着かないわけです。 食事の途中であれば、ヘッドに付着しているカレーやスープで、テーブルを汚さない役目もあります。
宮城県仙台市に住む会員、山川政司さんが一昨年の東日本大震災のときに工夫しました。
友人が津波で避難し、山川さんが避難先の小学校にお見舞いに行ったときのこと。体育館で皆不自由な生活を強いられているのですが、ショックだったのは、人が歩き回る床にスプーンを直接に置いて食事をしていることでした。スプーンのヘッドに床のゴミやホコリがついて不衛生です。
そこで考えたのが、ヘッドが床に着かないスプーンやフォークのアイデアです。
避難生活だけではなく、アウトドアで遠足やキャンプ、また日常の生活でも使えます。
商品の形状は、どうもあの「スプーン曲げ」の印象が強く残ります。そのイメージから、"念力"のネーミング考え、山川さんは特許出願と商標登録をしました。
このアイデアは、PR贈答品に力を入れている東海商事株式会社(愛知県名古屋市)が気に入って、卸価格の3%で採用され、商品化されました。


発明 発明学会 発明 発明学会
"耳あてマフラー"


発明 発明学会
松本 奈緒美さん(会社代表)


実施料3%

屋内で暖かく過ごす、おしゃれな耳あてとマフラー
いまどこの家庭も節電を心がけ、冬のシーズンは暖房を節約した寒い部屋のなかで、いかにして暖かく過ごすかが課題です。
松本さんが工夫したのは、部屋用の"耳あてマフラー"。肩と首筋そして両耳をスッポリおおうように、襟の両側だけを高くしたマフラーです。「外で寒い時に身につけるものといえば、マフラーと耳あてでしょう。それがヒントになって考えたのですよ」と。
全体は柔らかい毛布生地で、軽くてふんわり両側の耳と首筋を包みます。着用してそのまま布団に入ることもできます。真冬に布団からはみ出た顔や首筋は寒いものですが、この耳当てマフラーをしていると、心地よく暖かいというわけです。
耳あての部分を両側へ倒すと、首から両肩に広がる襟になります。ちょっと外へ出かけるとき上からコートをはおると、胸元に広がる襟のように見えて、違和感がありません。
この発明は、寝具やインテリアの大手メーカー、株式会社ロマンス小杉から実施料3%で採用され、商品化されました。


発明 発明学会 発明 発明学会
スーツケース収納"収納名人"


発明 発明学会
八幡 順子さん(会社員)


実施料3%

「第3回人にやさしい生活用品アイデアコンクール」から商品化
スーツケースの内側にはキャリーバーを収納するための3本の樋状の凹みを作っています。そこで、この凹みにはめ込む3本の縦長の収容袋を作り、一枚のボードに取り付けました。ボードは内部が固い樹脂板でできています。収容袋は中身が見えるようにネット地で作り、それぞれの収納袋はファスナーで開閉式にしています。
3本のそれぞれの収納袋に、小物を収容できます。そして、スーツケース内側の3本の凹みに収納袋をはめ込み、フタをするように被せるわけです。表面はフラットになって、書類も衣類も重ねやすく、衣類にはもはやシワができることはありません。
ところでスーツケースは、大きいものも小さなものもあり、キャリーバー収納の凹みの位置や間隔もマチマチです。これに合わせて、ボードにつける収納袋の位置も、多少の移動ができることが必要です。そこでボード上にたるみがある一枚のネット生地を敷いて、その上に3本の収納袋を付けるという工夫をしました。
発明者の八幡順子さんはとにかく旅行が趣味。アイデアも旅行用品をひとすじに考えます。コンクールの審査で最優秀賞に輝き、協賛会社の(株)ダイヤコーポレーションにこのほど実施料3%で商品化が決まりました。


発明 発明学会 発明 発明学会
錠剤服用コップ"おくすりこくり"

発明 発明学会
岸本 豊彦 さん(会社員)


実施料3%

第15回身近なヒント発明展トップ賞作品が商品化
高齢者には、何らかの薬のお世話になっているという人が多くいます。
ところが、薬を乗せた手が震えて、薬を下にこぼした、あるいは口元でコップの水をこぼした、などというトラブルがつきものです。
岸本豊彦さんは、コップの内側に小さなポケットを付けて、ポケットの底に穴をあけておき、コップを口元で傾けたとき、ポケットの底から水が流れてきて、ポケットの中の薬を水で流し出す発明を考えました。
発明学会の「第15回身近なヒント発明展」では発明学会大賞に輝き、数社が商品化を検討したいというオファーがありました。しかし残念ながら、このときは、結局は商品化にまで至りませんでした。
その後、とある展示会で、小型コーヒー焙煎機などを作り、プラスチックの成形を得意にしている明興産業株式会社の下土井康晴会長と出会いました。
下土井会長は、「これからは高齢化社会。お年寄りが使い易い道具は、社会ニーズが高い」と、すっかり岸本さんの薬服用コップを気に入ってくれました。そして、トントン拍子に商品化の話がまとまったのです。商品名は"おくすりこくり"として、まず1万個を商品化しました(市販価格500円)。


発明 発明学会 発明 発明学会
穴あけパンチ補助具"ブタパンチ"

発明 発明学会
縄田 紀美子 さん(会社員)


実施料3%

ファイリングの穴あけ作業の面倒を解決
一見、ブタの顔のファイルのようですが、実はこれ、書類に穴を開けるときに使う穴開けパンチの補助具です。
書類をファイリングするときは、正確な とじ穴の位置に、パンチで穴を開けておく必要があります。
パソコン教室の先生をしている繩田紀美子さん(山口県宇部市)は、パンチ穴を正確に簡単に開けるために、クリアファイルの利用を考えつきました。クリアファイルに中心線の表示をしておいて、書類を挟んだままのクリアファイルをパンチ台の中心位置に当てがいます。そのままパンチのレバーを押すと、書類に二つの綴じ穴が開きます。このときパンチの刃が当たる部分だけを、最初から切り欠いて取り除いておく仕組みです。切り欠いた部分が、ブタの鼻のようです。表面にブタの顔のイラストをつけて、楽しい事務用品に仕上げました。
縄田さんは意匠に出願し、発明学会の法人会員である(有)アイドウに商品化提案すると、ギフト用品に適していると気に入られ、実施料3%の契約で商品化されました。


発明 発明学会 発明 発明学会
"パソコンふせんボード"

発明 発明学会
山本 修一 さん(会社員)


実施料3%

パソコンの周囲をスマートに整頓
パソコンはいまやビジネスに必要不可欠です。どのオフィスでも、卓上にはパソコンがずらりと並んでいます。
必ず注視するパソコン画面であればこそ、画面の周囲は、備忘録を貼り付ける場所として最適といえます。
そこで北海道発明研究会のお世話している山本修一さんは、手帳サイズの小さなボードをパソコンの縁に取り付けておいて、そのボードの中にだけフセンを貼るアイデアを考えました。
山本さんは厚紙を二つ折りにしてボードを作り、パソコンの画面の横縁を挟みつけることにしました。厚紙の両端の内側に粘着材をつけて、パソコン画面の縁に固定する仕組みです。パソコン画面の端を挟みつけるだけだから、画面の右縁にも左縁にもどちらにも取り付けることができます。
二つ折りした厚紙のボードでパソコン画面の縁を挟んだときに、パソコン画面の厚みの分だけすき間ができて、ボードの内側は容器になります。筆記具をさしたり、メモのフセンを入れておくのにちょうどよい容器としても使えます。
発明学会でアイデアを募集している企業数社に手紙で提案すると、株式会社東海商事の古川國廣社長の目にとまり商品化採用が決まりました。実施料は卸価格の3%です。


発明 発明学会 発明 発明学会
タブレット用クッション"ゴロン"

発明 発明学会
伊東 康徳 さん(自営業)


契約金150,000円
実施料3%

クッション+書見台でリラックス
最近スマートフォンやタブレット端末の愛用者が増えてきました。
発明学会会員の伊東康徳さんは、今後は家庭でもブームになるだろう予想し、「ときには、横向きに寝転んで観たいときもあるだろう、あるいは、仰向けになって観たいときもあるだろう」と、リラックス状態でタブレットを観るためのクッションを考えました。
クッションの側面にアームを伸ばし、アームの先に顔の目線に合うように書見台を付けるアイデアです。
ソファーに座ってタブレットを観るときは、ソファーの横にあるアームが腕をのせるアームレストの役目をしながら、書見台を目の前に固定します。タブレットを手で持つ必要がないので、長時間でも手や腕が疲れることがありません。
ごろ寝のように横向きになって観たい。そのときはアームが枕の代わりになり、タブレットの書見台は目の前にきます。仰向けに寝ながら、タブレット観ることも可能です。アームが自由に動くので、タブレットを常に目の前に位置させることができるのです。
「ブーム商品の隣を狙え!」はアイデア発想の定石です。伊東さんが考えたタブレットクッションは、まさにこの路線に合うアイデアといえましょう。
発明学会会員から数々のアイデアを商品化して株式会社三陽プレシジョンの小島裕司社長の目にとまり、早速商品化採用が決まりました。契約金が15万円と実施料が卸価格の3%です。


発明 発明学会 発明 発明学会
万能計量スプーン"オールinにゃん"

発明 発明学会
清水 晃治 さん(会社員)


契約金75,000円
実施料3%

一石四鳥のアイデア調理具
計量スプーンのほとんどは、調味料を計る分量に対応して、大・中・小のスプーンが3〜4本のセットになっています。 料理の途中で、大さじや小さじをその都度持ち替えるのですが、これが非常に煩わしいものです。
そこで発明学会会員の清水晃治さんは1本で3〜4種類の分量を量ることができる計量スプーンを考えました。
構造は、猫の顔にデザインされた計量スプーンで、小さい耳、大きい耳、顔、と大きさの異なる3室に仕切られています。 小さい耳は、小さじ1/2(2.5cc)、大きい耳が小さじ1(5cc)、顔が大さじ1/2(7.5cc)となります。 大さじ1を量りたい場合は、猫の顔全部を使用します。
液体を10cc量りたければ、小さい耳になみなみ注ぐと、隣の顔にこぼれる仕組みです。小耳と顔が満タンになれば、 10ccとなります。
アイデアは食卓用品など家庭用品メーカー、株式会社かのりゅう(石川県)に契約金7万5千円と実施料卸価格の3%で採用 されました。


発明 発明学会 発明 発明学会
米とぎシェイカー

発明 発明学会
神谷 仁さん(会社員)


実施料2%

主婦のために会社員が考えた
お米を研ぐ。これは誰もが経験のある作業です。しかし、冬場は冷たい水で研ぐため、冷たさが身に染みます。 また、研いだ水を捨てようとして、お釜と手の隙間からお米がこぼれ落ちた。経験のある方は多いのではないでしょうか。
そこで、容器の中にお米とお水を入れて、手を濡らすことなく、少ない水でお米を研ぐ発明を考えました。発明者は発明学会会員の神谷仁さんです。
構造は、容積の大小異なる2つ円筒形状の容器をねじることで着脱自在となっており、それぞれに蓋が設けられています。 大容器の底には、水を通す小穴が複数設けられています。小容器の底は貫通しています。
大容器側にお米と水を入れよく振り、水は小容器側の蓋を開けて排出します。これを数回繰り返して、洗い終えたら、一度小容器側に傾けて水を溜め、大容器側の蓋を開け、水と一緒にお米をお釜に出します。 このとき、小容器側に溜めた水が小穴から遅れて出てくるため、容器の周りについたお米も流しきります。
提案先企業は発明学会発行の「発明提案先企業リスト」から ピックアップした15社に提案企画書を送り、見事、スケーター株式会社と実施料2%で契約を結びました。


発明 発明学会 発明 発明学会
詰め替え漏斗"ヌカーズ"

発明 発明学会
池野 浩史さん(会社員)


契約金300,000円
実施料3%(出願中は1.5%)

「身近なヒント発明展」から商品化
シャンプー等詰め替えるときに、ポンプを床に置くと、ポンプに残った液がこぼれてしまって、無駄にすることがよくありました。 そこで、池野さんはポンプを抜くことなく詰め替え作業が行える漏斗を考えました。漏斗の一部に窪みをつけることで、ポンプを全て抜かず、 窪みで保持する構造です。
ポイントは、ボトル内に差し込む口の部分の大きさです。そこで、市販されている商品を100種類以上買って調べました。 すべてのポンプボトルに使える、と胸を張って商品化の提案ができるように考えたそうです。
この作品を第14回身近なヒント発明展に応募したところ、みごと優良賞を受賞。 その後コンクール協賛企業である、下村工業株式会社に商品化採用されました。


発明 発明学会 発明 発明学会
身じたく名人

発明 発明学会
八幡 順子さん(会社員)


一時金

生活用品アイデアコンクールから商品化
八幡順子さんが考えたのは、旅先で着る服をあらかじめコーディネートしておいて、サッと着ることができるようにした 衣類専用収納ポーチです。一日分の衣類を、上下の服やシャツなどを組み合わせて、一つの袋に入れておきます。 3日間の旅行に対応できるように、三つの袋が縦長に並んで、各袋にそれぞれ衣類をセットして入れておくことができます。 カバンの中では三つ折りに小さく折り畳み、ホテルに着いたら縦長に広げて、洋服ダンスのハンガーに吊るしておくわけです。 袋の表面はメッシュの布で、中身を透かして服を選ぶことができます。
ここで一工夫。服を四角形に折り畳むための四角い板をセットしました。四角い板を衣類の背中に挟んで折り畳むと、 服はきれいに形が整います。その四角に畳まれた状態でポーチの袋に収用されるために、服は型崩れをしないで、 シワも寄らずなりません。
株式会社ダイヤコーポレーションの開発部では、「コーディネートした衣類をメッシュ袋に収容して、ホテルや旅館の 洋服ダンスに吊り下げるというアイデアは、いままでなかった。盲点ですよ」と商品化に採用してくれました。
発売は平成24年4月中旬予定です。生協や旅行用品販売の「トラベランド」で販売展開がなされます。


発明 発明学会 発明 発明学会
折り畳み式携帯ボトル

発明 発明学会
福田 美智子さん(主婦)


契約金50,000円
実施料3%

目先を変えて商品化に採用
外出時には多くの人が、ペットボトルにお茶などの飲料水を入れて持ち歩きます。飲み終わった空の容器がバッグの中で 場所を取るので、福田さんはいつも「小さく折り畳めたら便利なのに」と不便に感じていました。
勿論「折り畳めるペットボトル」は既にあります。しかし、どんな物を何のために「折り畳む」のか、 それによって折り畳み方・構造も違ってきます。特許電子図書館で先願を調べてみると、「折り畳み」可能なペットボトルは たくさんありますが、大半は携帯のためというより、ゴミ回収時の容積を減らすため、ということに気付きました。 そこで自分の感じる不便さを直接解消するようにアイデア試作のを始め、発明学会の相談を利用 して特許出願しました。
その後、多くの企業に提案を行い、契約金、5万円と実施料、卸価格の3%で、発明学会の立会いのもと 有限会社ヤングリーフと商品化契約を行いました。


発明 発明学会 発明 発明学会
骨盤トレーニング"座・シッター"


発明 発明学会
根橋 豊光さん(柔道整復師)


実施料 定価の3%

座るだけでウォーキングのような骨盤運動ができる
人の身体は、二足歩行のため「やじろべえ」の構造をしており、歩くことで自動的に骨格のバランスが整い、美しいプロポーションが作られます。
そこで考えたのが、バランスをとりながら座るだけで、骨盤の歪みを正してくれるという「座・Sitter(ザ・シッター)」です。
座部がハート形で、座部の下側に脚部をつけて、揺動できるようにした椅子です。
座ってみるとグラグラグラ、と不安定な座り心地です。この不安定さこそが重要で、人間本来のバランス機能を養う ことができます。
この「座・Sitter」を考案したのは、柔道整復師の根橋豊光さんです。根橋さんもヘルニアで悩まされた一人です。 その経験から、椅子の上で腰を強制的に腰を動かすことを考えました。 そこで、身体を安定させるのではなく、不安定にさせることで腰の運動ができます。
株式会社グリムによって、実施料定価の3%で商品化に成功しました。


発明 発明学会 発明 発明学会
幼児の抱っこ紐"ちょっと抱っこ"


発明 発明学会
黒沢 征司さん(会社員)


契約金350,000円
実施料3%(出願中は1.5%)

イクメンのアイデアが商品化
外出先で愛児を抱っこしているとき、子供のお尻を支えている手が重みで痛くなった。子守帯やショルダーはかさ張るので、 あいにく持ち合わせていない。しかたなく手のしびれや痛みを我慢しながら、子供を抱っこして歩いた。 こんな経験はだれにでもあることでしょう。
黒沢さんは、この経験を活かして手軽に携帯できる「幼児の抱っこ紐」を発明しました。肩から前に回したベルトで、 愛児のお尻を抱えた親の手先だけを支えるアイデアです。肩ベルトの根元は腰のベルトに結ばれています。つまり肩と腰で、 子供を抱える親の手を支えて過重を解消しているわけです。ベルトだけだから、子守帯のように嵩張らず手軽に携帯できます。
この発明は、「身近なヒント発明展」に応募して優良賞に輝きました。しかし商品化までの道のりは紆余曲折。4年経過して、 このほど株式会社サンコーに採用されて、黒沢さんの発明努力が実りました。


発明 発明学会 発明 発明学会
お握り作り器"にぎってケロ"


発明 発明学会
小川 亜起夫 さん(無職)


実施料2%

ユニークなおにぎり作り器
「カエルがパクパクとご飯を食べて、ペッと吐き出すと、お握りができている」。そんな奇想天外な発想を実現した、 カエル人形のお握り作り器具です。
カエル人形の口にご飯を挟んでパクパクさせると、なんともユーモラス。遊び感覚で楽しみながらお握りを作ることができます。 グループで集まると、みんなでワイワイと楽しみながら、お握りパーティができます。 お握りにノリを巻いたり、ご飯の中に具材を詰め込むことも簡単にできます。
口の横に付いたベルトは、カエルの口からご飯がはみ出ないようにするためですが、ご飯の量を少なめに加減することができて、 握りずしを作ることも簡単にできます。
全体はシリコン樹脂製ですから、熱いご飯をにぎってもヤケドの心配がなく、衛生的です。
家庭用品の商品化に力を入れている株式会社三陽プレシジョンが実施料2%で採用しました。


発明 発明学会 発明 発明学会
楽しい足の運動具


発明 発明学会
澁谷 雄一 さん(会社員)


契約金100,000円
実施料5%

アイデアコンクールが縁で商品化
東日本大震災による避難生活で、問題になっているのが「エコノミー症候群」です。飛行機に長時間乗っているとき起きる病気ですが、狭い場所で長時間足を動かさないとき、ふくらはぎの静脈内に血栓ができて、血管が詰まる病気です。実際に車中で寝泊りしていた人が3人も死亡しています。新聞発表によると、ある地区の避難生活者の14%から静脈血栓が見つかりました。
そこで、避難先の狭い場所でも楽しみながら足の運動をできて、エコノミー症候群を予防する運道具のアイデアです。トレーに置いた数個の色違いのボールを、足の親指と人差し指でつまみ、同じ色のコップに入れます。足でする玉入れのようです。遊ぶように楽しく、足の運動ができます。トレーの前後を逆にすると、右足と左足を逆にして運動できます。
このアイデアはもともと澁谷雄一さんが、足が弱った高齢者用の鍛錬用に工夫したアイデアですが、被災地で避難生活を送る人たちに役に立つことを考えて、日伸産業株式会社が採用して商品化に踏み切りました。


発明 発明学会 発明 発明学会
フローリングワイパーカバー
"おそうじシュシュ"


発明 発明学会
松本 奈緒美 さん(主婦)


実施料2%

むき出しでは見苦しいのでおしゃれなカバー
最近の住宅はフローリングの床が増えて、掃除道具はフローリングワイパーを使用することが普通になっています。
フローリングワイパーは、ヘッドに掃除用の不織布シートを取り付けて床を拭くだけ。汚れた不織布シートは使い捨て式です。
ところでこのフローリングワイパーを使わないときは、どこの家庭も部屋の隅に立てかけています。汚れたワーパーヘッドがむき出しのままで、見苦しいものです。
主婦の松本奈緒美さんは、ワイパーのヘッドを花柄や動物顔のおしゃれなカバーで覆うことを考えました。しかしそれだけでは、特許の価値がない。もう一工夫。
最終的にまとめたアイデアは、このおしゃれなカバーの底に掃除用のモップを取り付けるというアイデアです。カバーの図柄は、猫や犬、カエル…などの可愛いアニマルタイプ。カバーの下面にマジックテープ®を付けて、モップ部分を着脱する仕組みにしました。汚れたときは洗って、何度も利用する仕組みです。
実際に使ってみると、意外に便利。従来のフローリングワイパーは、掃除用シートのスペアが無くなったときはもはや掃除不能となります。松本さんのアイデアは、現在家庭で使っているフローリングワイパーにおしゃれなカバーを被せておいて、底面のモップでそのまま拭き掃除ができるのです。モップはスペアを用意しますが、使い捨てではありません。何度も洗って使うので、社会が求めているエコのアイデアです。
このアイデアは、掃除道具の大手会社アズマ工業に実施料2%で採用されました。昨年末から商品化されていますが、2ヶ月でいきなり3万個も売れるというヒット商品になって、いまは生協の通販やホームセンターで人気商品になっています。


発明 発明学会 発明 発明学会
ペット用トイレシートストッカー
"オリバースタジオ"


発明 発明学会
塙 広美 さん(会社員)


契約金150,000円
実施料3%

ペット人気の意外な盲点に着目
ペット用の備品も、いろいろそろっています。雨の散歩用カッパやブーツもあれば、生理用オムツ、 運動不足解消用ルームランナー・・・まで、「こんなもの必要なの?」というものまで至れり尽くせりです。 「ところが、ペット用のトイレシーツを入れておく収納箱がなくて・・・」とストッカーの必要を感じたのは、 犬2匹をペットにしている塙広美さんです。
機能的には、ストッカーの扉を開くと、中に折り畳んだトイレシーツを重ねて収納するだけです。
ペットトイレシーツのおき場所に困っていたのがこれで、解消です。しかも見た目は家具のようで、部屋に置いても 違和感がありません。
発明学会会員のアイデアを数々商品化している株式会社三陽プレシジョン小島裕司社長に、商品化の提案をしました。
小島社長は一人で100個も売ったという実績に強く惹かれ、半年ほどじっくり考えて商品化を決めました。 契約金は15万円と実施料が卸価格の3%です。塙さんの愛犬「オリバー」という名前にちなんで、 "オリバースタジオ"というブランドをつけ、今後はペット用品をシリーズで商品化していく予定です。


発明 発明学会 発明 発明学会
チョコットラブ


発明 発明学会
高橋 宏三 さん(無職)


契約金150,000円
実施料3%

アイデアコンクールからの商品化!
リング状のハートが2個、クサリのようにつながったチョコレート。食べるのが何とも惜しいような、しかし、 食べなければクサリは解けない。考えてしまいます。
このチョコレートを作る成形器具が発明です。シリコンのハートの形の容器です。これを2個クサリのようにつないで、 容器に溶かしたチョコレートを流し込みます。やがて固まったところで、この型を外すと、 ハートのチョコレートがつながったまま出来上がります。商品名は"チョコットラブ"です。
発明家の高橋宏三さんは、料理が趣味。料理道具の発明がこれまで6点商品化されて、 いまは特許料の収入だけで生活しています。
"チョコットラブ"は、バレンタインデーを前にして、「心がつながるチョコレートを作りたい」との発想で発明しました。
シリコンゴム利用のアイデアコンクールから商品化されました。


発明 発明学会 発明 発明学会
博士のIQデザインパズル(上級)


発明 発明学会
樋田 成人 さん(会社員)


契約金1,000,000円
実施料3%

立方体の切断した面の形が簡単にわかる
発明者の樋田成人さんは、立方体を斜めの角度で切断したときの面の形を把握、理解し、子供たちの空間把握能力を、楽しく遊びながら高めるための商品「博士のIQパズル」が2年前に商品化されました。
しかし、この「博士のIQパズル」は初心者用で簡単なため、理解の早い子供は、すぐ解いてしまいます。
そこで、樋田さんはさらに改良し、上級者用の「博士のIQデザインパズル(上級編)」を作りました。前作よりも立方体を構成しているブロックの数が増え、1つ1つがシリコンゴムで作られているため、パズルを重ねても滑り落ち難くなりました。
自動車の精密ゴム部品を手掛ける株式会社モリセイに契約金100万円、実施料3%で商品化されました。


発明 発明学会 発明 発明学会
釣り魚はずし"ハズシタロウ"


発明 発明学会
内田 俊雄 さん(無職)


サビキ釣りの魚をハヤワザで外す
アジや小サバを釣るサビキ釣りでは、一本の釣り針に何匹もかかった魚を、次々と外す必要があります。 しかしヌルヌルして動く魚を、手でつかんで釣り針から外すことは、手間がかかって面倒なもの。
会社を定年になって釣り三昧の内田俊雄さん。「最近老眼になって、小さな針が見えなくてネ」と、 釣り針を外す器具を発明しました。
釣り上げた魚の5〜6匹を針にかかったまま、いったんまとめて筒状の容器に入れます。その後、釣り糸を持って 一匹ずつ容器から引きあげながら、容器の壁の内側で魚の頭をフタで押さえつける仕組みです。 魚の頭がフタで押し下げられて、すぐに釣り針から外れ、そのまま容器に収容されます。
サビキ釣りやワカサギ釣りに威力を発揮しますが、「魚に触るのが苦手」という初心者にも、喜ばれます。
内田さんは初めての発明です。初めての特許出願も(社)発明学会で指導を受けながら自分で手続し、釣り具専門メーカーの (有)サニー商事から商品化されました(1個1,050円)。内田さんは釣り三昧にますます拍車がかかり、 今後はロイヤルティの楽しみも加わりました。


発明 発明学会 発明 発明学会
おまとめハンガーカバー


発明 発明学会
松本 奈緒美 さん(主婦)


契約金200,000円
実施料3%

家庭で余っている針金ハンガーを有効利用
クリーニングに付いている「針金ハンガー」が、たくさん溜まってもてあましている家庭は多いものです。
針金ハンガーは肩の厚みが薄いために、洋服を掛けておくと型崩れします。このため衣類ハンガーとしては敬遠されて いるわけです。 主婦の松本奈緒美さんは、そんな家庭で不要の針金ハンガーの再利用法を考えました。
松本さんが着眼したのは、針金ハンガーも5〜6本束ねると、肩幅に厚みができて通常の衣類ハンガーとして使えそうだ、 ということです。束ねたハンガーを、フエルト布地を二つ折りにして、柏餅のアンを包む要領で中に包んでみました。 すると高級衣類ハンガーと同じ程度の肩幅の厚みができて、まさに良好です。 溜まっている針金ハンガーをまとめて再利用することもできます。
デザインも工夫し、犬やアヒルの顔をイメージして楽しいデザインを考えました。口の部分はスカーフやネクタイ掛け、 本体の内側にポケットをつけて小物や防虫剤入れにします。このように細かい部分も考えて、使い勝手の完成度を高めました。
このアイデアは、大阪のハンガー大手メーカー、シンコハンガー(株)の目に留まり 、契約金20万円(パッケージデザイン等込み)、実施料は卸価格の3%でめでたく商品化契約できました。 1個1,050円で、10月から発売です。


発明 発明学会 発明 発明学会
ペンケース型財布


発明 発明学会
中澤 信子 さん(主婦)


実施料3%

幅を狭くしてしっかり握る
中澤信子さんといえば、「初恋ダイエットスリッパ」のヒット発明で、いまやすっかり有名な主婦発明家です。
その中澤さんが、日頃の買い物に持ち歩く主婦用の財布を工夫して、このほど商品化になりました。 アイデアのポイントは、幅が狭い財布です。
従来の財布は幅が広いために、手の平から財布の片側がはみ出てしまいます。手に持ったときに多少不安定です。 そこで財布を、手の平にスッポリ納まるように幅を狭く工夫しました。
ところで財布が幅広くできているのは、紙幣の幅以上にする必要があるからです。財布の幅を狭くすれば、 紙幣が財布の口からはみ出してしまいます。中澤さんはここでひと工夫。財布の中は紙幣を種類別に整理できるように、 中仕切りが設けられています。この中仕切りを財布の底に固定しないで、仕切りの下側にすき間を設けました。 中仕切りの下側は、トンネルのように反対へ抜けます。紙幣を入れたとき、紙幣の反対側は中仕切りの下をくぐって折り返され、 紙幣が縦に半分に折られたようにして、財布に収まるわけです。財布は従来の半分の幅で済みます。
中澤さんは自分で事業化して製造販売するために始めたのですが、知り合いのサンエース株式会社から 「ぜひ、わが社でも商品化させてください」と頼まれました。
中澤さんは通常実施権の契約をしました。通常実施権は、中澤さんが自ら製造販売をしながら、 契約相手会社も製造販売することができます。その実施料として中澤さんは卸価格の3%もらうことにしました。 これからは自ら事業をしながら、特許料の収入も得るわけです。


発明 発明学会 発明 発明学会
和服帯の補助具


発明 発明学会
伊佐間 雪絵 さん(主婦)


契約金250,000円
実施料3%

和服の普及を願って
最近では着物姿を見る事が少なくなりました。たまに和服の女性を見ると、その凛とした姿には和服ならではの美しさを感じます。
発明学会に入会して1年ほどの伊佐間雪絵さんは、和服の良さを教えたいと、自宅で着付け教室を開いています。
着付けの問題点は、帯の結び方の難しさと、長時間着ていたり、乗り物の椅子にもたれていたりすると、帯の形が崩れてしまうことです。
これが着物離れの大きな原因のひとつだ、と考えた伊佐間さん。初心者でも簡単に帯を結ぶことができ、長時間形を保持できる補助具を開発しました。
補助具の構造はいたって簡単です。
左右に開口部を持った帯板の中に、紐を通しているというものです。
発明学会の無料相談で教えられ、和装小物を扱う企業をインターネットでピックアップし、そこへ提案企画書を郵送しました。
企画書を郵送してから1週間くらいで、企業から「商品化に向け検討したい」と嬉しい返信がありました。驚きの早さです。
契約の詳細については発明学会スタッフ立会いで、発明学会ビルで行いました。
発明者が不利な契約条件にならないよう、細心の注意を払い、無事契約書を取り交わして契約が成立しました。


発明 発明学会 発明 発明学会
薬の予定ボード


発明 発明学会
石山 修 さん(無職)


契約金80,000円
実施料1個につき100円

自分の発明が世に出る楽しみ
ご高齢の方は、何らかの薬のお世話になっている人が多いものです。「これは高血圧の薬」「これは視力快復の薬」 「○○の予防薬」・・・と、毎日何種類もの薬を飲みます。しかも、朝だけ飲むもの、朝と夜飲むもの、 朝昼晩毎食後に飲むもの、と回数も種類もマチマチです。
発明学会会員である石山修さんもそのうちの一人でした。
そこで「もっと気楽に薬と付き合えないものか」と考えて、薬服用予定ボードを作りました。
上を開けた透明の樹脂箱に、一回分の薬を入れておきます。それを木製のボードに吊り下げる仕組みですが、 横方向は月〜日までの曜日に分け、縦方向は朝、昼、夕と区分けしています。1週間単位で、 朝昼夕に飲む予定の薬が並んでいるわけです。全体が透明の箱だから、外から在庫状況が一目瞭然で、飲み忘れを防ぎます。
そこで地元の役所の機関「浜松産業創造センター」に相談すると、石山さんの試作品の販売実績を見て、 地元の会社を紹介してくれました。手を上げたのは、ピアノなど木製部品を製作している株式会社カネキチという会社です。
契約の条件ですが、契約金は8万円、実施料は1個について100円を石山さんに払ってくれます。
石山さんは、7年の改良努力と実績がやっと実を結んだものです。契約の条件が云々よりも、自分の発明が世に出ることで、 「私と同じ立場で苦労している方々に、喜んでもらえれば、それが発明のやりがいです」と満足です。


発明 発明学会 発明 発明学会
ループ付き風呂敷


発明 発明学会
渋谷 弘子さん(主婦)


実施料3%

「身近なヒント発明展」"努力賞"の縁で商品化契約
最近ではスーパーマーケットで買い物をしたときにもらうレジ袋を有料化にしたり、 エコバッグを持参してもらう店舗が増えてきました。
最近では、エコバックは様々なデザインで販売されています。
発明学会会員である渋谷弘子さんは、日本の伝統である風呂敷を使用して、エコな風呂敷を考えました。
ポイントは正方形の風呂敷の対角線上に設けられた2つのループです。このループを利用して結ぶことで、 風呂敷がバッグとしても利用出来るようになります。
また、精算時には空のカゴにこの風呂敷を敷いておき、レジ係にレジを通した品物を順に入れてもらいます。 すると風呂敷を結ぶだけで直ぐに店を出ることが出来ます。カゴからバッグへの詰め替え作業が不要になるわけです。
このループ付き風呂敷は「第12回身近なヒント発明展」で努力賞を受賞しました。
渋谷さんはその受賞を機に、発明学会のアドバイス通り企業へ提案しました。
すると、1週間ほどすると、今回採用してくれた大興産業株式会社から返信が届き、 その約2週間後には商品化契約と、とんとん拍子に話が進み、実施料3%で契約しました。


発明 発明学会 発明 発明学会
コンパクトサンバイザー


発明 発明学会
斎藤 まゆみさん(主婦)


契約金50,000円
実施料3%

「身近なヒント発明展」特別賞受賞から商品化
テニスやランニングなど、アウトレジャーで利用されるサンバイザーは、つばを広くして日差しをさえぎるのが特長。 とくに顔の日焼けを嫌う女性に、愛用されています。
しかし、つばの内側やベルトが汗や化粧で汚れて気になるところです。かといって、洗濯機に放り込んで洗う、 ということができません。サンバイザーのつばは、型崩れをさせてはいけないからです。
そこで発明学会の会員になって3年目という主婦の斎藤まゆみさんは、 洗うことができるサンバイザーを目的に考えたものです。
つばを薄い布で作って、つばの内側から外周をワイヤーで突っ張るアイデアです。 ワイヤーは金属では錆びるためにナイロンの強いワイヤーを使用し、入れ方も工夫して、 サンバイザーを真ん中で二つに折りたたみできるようにしました。
こうして完成したアイデアは、目的どおり何度も洗って、清潔に使えます。材質が薄い布ですから、 頭への装着感が軽くてさわやかです。縦半分に折れるので、封筒くらいのポーチに入れてスマートに携帯できます。 使うときは、内部でワイヤーが張っているので、つばがピーンと伸びて、風にあおられるここともありません。
この発明は、「第13回 身近なヒント発明展」に応募していたところ、みごとに特別賞に入選して 奨励金10万円をもらいました。そしてすぐにユニファースト株式会社から商品化採用が決まり、 契約金5万円と実施料3%で契約できました。


発明 発明学会 発明 発明学会
水槽のコケ落とし「多層式スクレーパー」


発明 発明学会
長嶋 浩彰さん(会社員)


ダメもとで売込んで商品化された
金魚を飼っている水槽は、1〜2ヶ月に1度は水を替え、掃除をします。 水槽の壁は、スポンジやタワシでていねいに洗って、透明感を損こねないように気をつかいます。 それでもいつの間にか緑色の水ゴケがこびりついて、タワシでは落ちません。金属タワシを使うと、 水槽に無数の傷がついて観賞のとき目ざわりになります。
長嶋浩彰さんが発明学会の会員になって1年目のことですが、何でも発明に結びつけて考えることが楽しく、 さっそく自分なりに水槽のコケ落としを工夫してみました。
手近な材料で目に付いたのは、書類を挟む事務用のクリアファイルです。 「これをヘラにして、コケをこそぎ落とせないか・・・」「いや、1枚ではヘナヘナとなってコシが弱い。数枚を重ねては・・・」
頭の中であれこれ考え、クリアファイルを小さなカード状に何枚も切って、 これをずらしながら重ね先端は段差がつくようにして、アイデアがまとまりました。 試作品は、数枚に重ねたPPシートを輪ゴムで止めただけのものです。
長嶋さんはこのアイデアを、「勉強のつもり・・・」と、発明学会で指導を受けて、 特許出願しました。さらに企画書を作成し、観賞魚用品メーカーに提案しました。結果は、 大阪のメーカーから商品化したいと返事をもらったのです。そして契約、商品が完成しました (採用メーカーの依頼により、社名と契約条件は公開できません)。


発明 発明学会 発明 発明学会
稲束拾い上げ器


発明 発明学会
鈴木 浩幸さん(会社員)


実施料3%

米の収穫時期の効率アップ
おいしい新米をつくるには、稲刈り作業の後、収穫した稲に太陽の光をいっぱい浴びさせる天日干しの行程、 いわゆる「はざかけ」の作業が重要と言われます。
稲束を木や鉄の棒で組んだはざ木などに立て掛けて干すわけですが、この作業がとても重労働。 稲束をひと束ひと束、手作業で拾い上げては掛けていくため、特に腰に負担がかかるのです。
山梨で兼業農家を営む会員の鈴木浩幸さんは、こんな状況をなんとか改善できないかと考え、 棒状の長い柄の先端に、稲束を引っ掛けやすく、また、はずしやすい形状の突起と軸棒を設けた 「稲束拾い上げ器」を考案したのです。
鈴木さんはさっそく権利取得をめざし、発明学会に相談することで、代理人を介さずに安価で実用新案登録と 意匠登録の権利を、自身で取得することができました。
積極的にアイデアの企画提案書を作ってたくさんの企業に売り込みの手紙を出し、 農業用機械器具を主に扱う群馬県のハラックス株式会社の目にとまり、実施料3%で商品化されました。


発明 発明学会 発明 発明学会
靴ひもほどけん


発明 発明学会
志賀 末子さん(主婦)


契約金150,000円
実施料3%

小さな不便を見逃さないアイデアで商品化
靴のひもがいつの間にかほどけて、引きずっている。あわててかがみこんで、結びなおした。 ・・・だれでも経験したことがある、ささいなことでしょう。
人ごみの混雑した道では、立ち止まることもはばかれて、ちょっと不自由な思いをするものです。 主婦の志賀末子さんは、その小さな問題を見過ごさずに、アイデアに取り組みました。 マトが定まれば、解決策は簡単。結び目の上下をマジックテープ®で挟みつけることにしました。
発明学会の指導を受けながら自分で出願書を作成して実用新案と意匠に出願。 すぐに靴用品メーカの近藤株式会社から商品化に採用されました。契約金は15万円と実施料3%です。


発明 発明学会 発明 発明学会
ボイド管カッター


発明 発明学会
中澤 宏行さん(会社員)


実施料2.5%

仕事の苦労はアイデアの宝
ボイド管は、壁や床にケーブルや水道管を配設するとき、コンクリートに埋め込む円筒状の紙筒です。 ボイド管はコンクリートの施工段階で埋め込まれ、その紙筒を通してケーブルや水道管が配設されます。 施工後は不要となるので、壁やスラブのコンクリートから撤去されます。
発明者である中澤宏行さんは、仕事でこの「防火区画作業」と呼ばれる作業を行っています。
コンクリートに埋まったボイド管の撤去は、簡単ではありません。紙管とはいえ、 厚さ2〜3ミリで、直径が10〜15センチあります。
従来の除去作業は、ボイド管とコンクリートの間に、バールや大型のマイナスドライバーをくさびのように差し込み、 頭をハンマーで叩きながら徐々はがし、そして最後はペンチでねじり取るようにしてコンクリートからはがし取ります。 1つの部屋で約10個は使用されます。その労力は相当なものです。
そこで、中澤さんは大型のマイナスドライバーの先にカッターを付けて、刃先をボイド管に当ててハンマーで叩くと、竹を割るように、 刃先は紙管を簡単に切り裂いていきます。 重厚なボイド管も縦に切り込みを2箇所入れると、簡単に外れます。ボイド管の中に障害物があっても、何箇所にも切り込みを入れることができるために、 苦労なく取り外すことができます。
自分で特許出願を済ませ、発明学会が会員用に配布している「アイデア商品化ガイドブック」に掲載の会社から、 作業工具メーカーのトップ工業株式会社を捜して、企画書を送り見事商品化されました。


発明 発明学会 発明 発明学会
くしゃっと水切りざる


発明 発明学会
生駒 信子さん(主婦)


契約金150,000円
実施料3%

硬いものを柔らかくする逆発想
ザルは台所で目立つ道具ではありませんが、野菜や食器を洗った後の水切りなどに、必要不可欠。 普通は金属や硬質樹脂でできていますが、多少手荒に扱っても形がゆがまないくらい頑丈なものが、 良いザルだとされています。
それを生駒信子さんは逆発想。全体がフニャフニャの柔らかいザルを考えました。 すると例えばキャベツの千切りを作るとき、千切りをザルに入れたまま水洗いし、 そのままザルを絞って水気を切ることができます。それまではザルから布巾に移し変えて、 水気を絞っていました。キュウリの酢の物も、洗ったままザルのなかで塩もみしそのまま絞って水気を切ることができます。 柔らかいザルだから、取りだすときも、ザルをクルリと反転させて中身を出すことができます。
この発明は、当会主催の「夢発掘プロジェクトアイデアコンクール」に応募されて株式会社三陽プレシジョンの 小島裕司社長の目に留まり、材料にシリコーンゴムを利用して商品化されました。 いま、テレビなどで話題の売れ筋発明商品になっています。


発明 発明学会 発明 発明学会
博士のIQパズル


発明 発明学会
樋田 成人さん(会社員)


実施料3%

中学受験の子供の質問がヒントになった
「立方体の断面が正三角形になる場合があるか?」
私立中学校の受験勉強中の子供から、算数の問題を聞かれてお父さんの樋田成人さんは一瞬目が白黒に・・・。 解答は、「ある」です。
立方体の中央から45度の角度に角を切り取るようにすると、その断面は正三角形になります。 樋田さんは、羊かんを利用して立方体を作り、実際に切りながら確かめてみました。 さらに、切る位置や角度を変えながら実験してみると、形がいろいろ現れます。正六角形の場合もあります。 次には四角錐を切断するとどうか?六面体や八面体のブロックを切断したらどうか?角度や位置を変えたらどうなるか・・・? 無数に切断面が現れて、すっかりとりこになりました。そして、立体ブロックパズルとして特許出願、権利も取得できました。
今は、テレビや通勤電車の中でパズルや推理がブームになっています。 樋田さんは、生活用品メーカーの下村工業株式会社に提案すると下村社長が気に入ってくれて、このほど商品が完成しました。 実施料は3%です。


発明 発明学会 発明 発明学会
蒸気調理器"スリッシュ"


発明 発明学会
太田 千栄さん(主婦)


契約金150,000円
実施料3%

高温蒸気で手軽にヘルシー料理をつくる
底に穴がたくさん開いたお皿、帽子のようなフタ、お皿を食卓に置くときに敷く受け皿、この3点セットです。 皿に肉や魚、野菜を盛り付け、お湯を沸騰させた鍋の上に載せると、穴から高温の蒸気が入って蒸料理ができます。 お皿の表面は、凹状の溝が絵柄模様に彫られているところがミソ。 食材から落ちた脂分はこの凹状溝に入って、食材に再付着しない工夫です。
料理の肉や魚から脂分が抜けるために、低カロリーのヘルシー料理ができます。 いまや日本人の2千万人が糖尿病を含むメタボリックシンドローム予備軍といわれるなか、メタボ対策の必需品となりそうです。
全体が大きな陶器でできているために、食卓がゴージャスになります。 当会主催「夢発掘プロジェクトアイデアコンクール」に応募されて、株式会社三陽プレシジョンから商品化になりました。


発明 発明学会 発明 発明学会
パスタメジャー"スパッとゲット"


発明 発明学会
小林 聡子さん(主婦)


実施料3%

一人前を計りながらサッと取り出す
パスタは茹でると、麺が数倍に膨らみます。それだけに茹でる前は、きちんとした計量が必要なわけです。 何種類ものパスタメジャーが商品化されているゆえんです。
主婦の小林聡子さんは、「パスタの袋に突っ込むだけで、一人前をサッと取り出せます」と、 簡単に計るパスタメジャーを発明しました。
見た目には、女性が髪を後に束ねる髪留め飾りのようです。 先端のクリップをパスタの袋に突っ込むと、一人前をクリップに収めて取り出すことができます。 クリップの円筒の直径が2cmで、パスタ一人前の100グラムになります。
普通は、袋からいったんパスタを取り出し、それを計量器にかけます。 小林さんの発明は、袋から取り出すときに一人前を計っているのです。計量と取り出しを、1回の動作でできるのです。
普通のパスタメジャーは、使わないときは邪魔モノ扱いです。この発明は、パスタの袋を閉じて、留めておくクリップに使います。 しかも、パスタの袋に常時止まっているので、紛失もしないわけです。
この発明を小林さんは(社)発明学会の「身近なヒント発明展」に応募して、 協賛会社の1つである(株)ダイヤコーポレーションの目にとまって、めでたく実施契約(実施料卸価格の3%)して 商品化の運びとなりました。


発明 発明学会 発明 発明学会
2役ワイドピーラー


発明 発明学会
高橋 宏三さん


契約金150,000円
実施料3%

大根やニンジンの千切りもできるピーラー
ピーラーはどこの家庭にもある、大根やニンジンなどの皮むき具です。
高橋宏三さんは、そのピーラーの刃を2倍のワイドに工夫しました。 すると、皮むきだけでなくキャベツの千切りやキュウリの薄切りなども作れるようになりました。
次に、ピーラーの手前の刃をノコギリ刃のようにギザギザの刃にして、直角に立てました。 例えばこれで大根を削ると、ノコギリ刃で縦にたくさんの筋目を入れながら、さらにピーラーの刃で薄く削る仕組みです。 すると刺身のツマに使う、大根の千切りができます。ニンジンの千切りもできます。
この1本のピーラーで、皮むきはもちろん、キャベツの細切り、キュウリの薄切り、大根やニンジンの千切りなど、何役にも使える便利なピーラーになりました。
この発明は、(社)発明学会法人会員である刃物メーカーの(株)トッププロダクツに、契約金15万円と実施料3%で実施契約して商品になりました。


発明 発明学会 発明 発明学会
スパゲティーフォーク"カラメーテ"


発明 発明学会
羽鳥 由利子さん


契約金50,000円
実施料3%

麺がすべり落ちないフォーク
出先のレストランで食事中、スパゲティーの麺がフォークから落ちて、おしゃれな服を汚した・・・。
こんな失敗から主婦の羽鳥由利子さんが工夫したのは、麺がフォークにしっかりからまって、麺がすべり落ちないスパゲティー専用のフォークです。
人間の手の平がヒントでした。フォークの4本軸の横から斜め前に出る軸が備わっています。この斜め軸が親指のようで、全体は手の平のイメージです。 4本の軸にからめたスパゲティー麺を、さらに親指の軸で押さえます。これでスパゲティーはフォークにしっかりからまり、フォークからすべり落ちないのです。 このアイデアは、第2回「夢発掘アイデアコンクール」に応募され、協賛会社の蟷依曠廛譽轡献腑鵑量椶忙澆泙蠕菷名ι焚酬戚鵑砲覆蠅泙靴拭


発明 発明学会 発明 発明学会
ペット用マット"モモンガマット"


発明 発明学会
三根 京子さん


実施料3%

ワイヤー入りでしわにならない
室内で可愛いペットの下に敷くマット。ところが、ペットがじゃれて、シワクチャになったり、団子状に固まったりで、 手直しにいつもわずらわしいものです。来客の目には、だらしなく見えます。
主婦の三根京子さんは、マットの周囲にワイヤーを入れて、マットをピーンと張ることを考えました。しかしそのままでは、 マットを洗濯機で洗えません。
洗うときにはワイヤーを抜いて小さく折りたたみ、マットの使用時にはワイヤーを入れてピーンと張る仕組みにしました。 ワイヤーの抜き取りと挿入は、簡単にできます。これで、飼い主の不快感が解消です。
単なるマットとはいえ、ペット用に絞って使いやすく工夫したことがポイント。 昨年の「夢発掘アイデアコンクール」に応募して、蟷依曠廛譽轡献腑鵑茲蠑ι焚修気譴泙靴拭


発明 発明学会 発明 発明学会
フード付きマフラー


発明 発明学会
下地利江子さん


権利譲渡

帽子とマフラーを一体化
毛糸の帽子とマフラーは、冬のオーソドックスなスタイルです。途中でマフラーを外したまま忘れたり、落したり、ということは誰にでもあることです。
奈良県の主婦、下地利江子さんは、外したマフラーを失くさないように、帽子と一体化しました。帽子の縁の二重に折り返す部分をマフラーに利用。折り返し部分を下に降ろすと、首を覆うマフラーになります。マフラーを使わないときは、帽子の縁に戻して普通の毛糸の帽子になります。帽子とマフラーは、後部で一体化に縫い付けられています。
マフラーを途中で外したときに、もはや、失くしたり落したりすることはありません。
このアイデアは実用新案に登録して、東京のヒラノ産業蠅忘陵僂気譴討海療澆茲蠑ι焚修気譴泙靴拭今注目されています。


発明 発明学会 発明 発明学会
水槽の水草固定具


発明 発明学会
長嶋 浩彰さん


契約金400,000円
実施料3%

いたずらな金魚に手を焼いて発明
金魚などの観賞魚を、水槽で飼う人は多いことでしょう。
1年前から当会の会員になった山形県の長嶋浩彰さんも、その一人です。水槽の底には砂地を敷いて、水草を植え、金魚は水草の間を縫うように優雅に泳ぎます。
ところが金魚はイタズラモノ。水草を口で引き抜きます。砂地に根付かないうちに水草を掘り返して、1週間もたつと、水草のほとんどが浮き上げってしまうという有様です。この対策に、束ねた水草を水槽の底に沈める金属の錘を売っていますが、どれも完全ではないのです。
水草を沈める器具が何種類もあるということは、愛好家がそれだけ困っているということです。長嶋さんは、ここにアイデアテーマを見つけました。
やがてまとまったアイデアは、ベルト状の薄いプラスチック板を2つ折りにして、その間に水草を挟んで砂地に固定しようというアイデアです。ビデオテープのPPケースを利用して、試作品を作りました。真ん中から2つ折って水草を挟むとき、内側にスポンジを張って水草を痛めない仕組みです。本体が軽いので、下部の両側に水平板をつけて、水平板を砂地にもぐらせるようにしました。これで、水草を水槽の底に固定できます。
当会に手紙で相談をしながら特許出願を済ませ、このたびめでたく商品化に採用されて契約しました。採用した会社は大阪のアクアトリウムのメーカー、螢璽鵐好い任后社長さんは、金属イオンが出ないのが良い、と気に入って、契約金は40万円と、実施料が卸価格の3%です。


発明 発明学会 発明 発明学会
陽よけカバー


発明 発明学会
澤田 久恵さん


実施料3%

夏になると、買い物や自転車に乗る女性が、腕の日焼けを防ぐために腕カバーをします。最近は紫外線を防ぐUVカットや、おしゃれなデザインなどが目立ちます。 ところで、腕カバーが手首までしかないと、むき出しの手の甲が日焼けします。かといって、腕カバーを長くして手先まで被うと、荷物やハンドルを握るとき、 あるいは手先で作業をするときに邪魔になります。主婦の澤田久恵さんは、そんな腕カバーの長さに注目して、手先の部分を折り曲げ自由にしたのです。手先部分を 内側に織り込むと、手首までの長さになり、手先で作業をするとき邪魔になりません。また織り込んだとき、手首はレースで覆われておしゃれになるようにしました。 カバーを長くしたときも、レースはワンポイントのデザインです。
この発明は、生活用品メーカーの螢汽鵐魁爾房損槊腺魁鵑悩陵僂気譟△海硫謄掘璽坤鵑帽腓錣擦鴇ι焚修気譴泙靴拭


発明 発明学会 発明 発明学会
自立型人形鍋つかみ


発明 発明学会
神戸 茂男さん


契約金100,000円
実施料3%

鍋つかみは、煮立った熱い鍋をコンロから下ろすときや、レンジから取り出すときに必要なもの。壁にかけるか台所テーブルに寝かして置いてあるのが普通ですが、これを台所に立ったままで置く自立型の鍋つかみに工夫しました。
片手を上からサッと差し込むだけで、ワンタッチで装着できます。これまでのように両手で装着する必要がありません。しかも、通常は台所を飾るかわいい人形です。
PR贈呈品の大手メーカー、ユニファースト株式会社の橋本巽社長にアイデアを評価されて、契約金10万円、実施料3%で商品化契約をしました。


発明 発明学会 発明 発明学会
シート式ロート


発明 発明学会
田中 香織さん


契約金150,000円
実施料3%

一枚のシリコーンシートを丸めてとめることで、コーヒードリッパーはもちろん、、ロートとしても利用できるという逸品です。
普段キッチンで煎った胡麻を胡麻すり容器に移し替える際、いらなくなったハガキなどを丸めてロート代わりにしていました。
しかし、カレールーやトマトソースにハガキは使えず、ジッパー袋に入れる際いつもジップの部分にソースが垂れてしまっていました。
そこで、防水性のあるシート状のものを丸めてつかえばどんなものにも使える、と思いつきました。
デザイン羽のような形にし、羽の凹凸に先端を引っ掛けて色々な大きさの容器に使用できるように工夫しました。
夢発掘プロジェクトアイデアコンクールに応募し、最優秀賞を受賞し蟷依曠廛譽轡献腑鵑半ι焚酬戚鵑鬚靴泙靴拭


発明 発明学会 発明 発明学会
魔法の研ぎ器


発明 発明学会
山崎 守


契約金300,000円
実施料3%

「ステンレスの包丁が、なぜ砥石で磨げないか?」
ステンレスの包丁は、断面を拡大して見ると、刃先から腹部分にかけて湾曲状に少し膨らんでいることがわかります。
包丁をそのまま砥石に押し付けても、腹部のふくらみだけが砥石の表面に当たって、刃先は砥面から浮いているのです。
だから、包丁を研いでいるつもりが、腹部分だけを研いで刃先は研げていないわけです。
「砥石がスポンジのように柔らかかったら、腹部の膨らみは砥石に沈み込んで、刃先が砥面に触れる。すると、刃先は研げる」と考え、ウレタンの表面にアルミナ金属の網ヤスリを張ったのです。
この発明は、昨年末から当会で開催した「夢発掘プロジェクトアイデアコンクール」に応募して、見事に入選しこのたび契約金30万円と実施料3%で商品化になりました。

電気掃除用アタッチメント
“ペン先すーぴぃ”
発明 発明学会 発明 発明学会
松本 奈緒美
契約金15万円
実施料2.5%

ホースの先に付けて、ほこりを拭き、ゴミを吸う、両機能です。
 
そば打ちセット
“ツルツルファミリー”
発明 発明学会 発明 発明学会
古屋 清
契約金5万円
実施料3%

素人も誰でも専門職のようなソバ打ちができます。
足指力測定具
“チェッカーくん”
発明 発明学会 発明 発明学会
山下 和彦
実施料1台につき3千円
老化は足から。足の老化度を測定して老化予防。
 
カニ釣り具
“カニトリーナ”
発明 発明学会 発明 発明学会
生田 康英
実施料1個につき10円
カニを仕掛けや網で獲るのではなく、カニを釣る発想がユニーク。新しいレジャーになりそう。
“みそ汁上手”
発明 発明学会 発明 発明学会
中川 仁
契約金10万円
実施料5%

人数分の味噌を取り出し、分量のお湯にカシャカシャと混ぜて、美味しいみそ汁。単身赴任中に発案しました。
 
バンダナキャップ
発明 発明学会 発明 発明学会
矢野 世津子
契約金10万円
実施料3%

わが子を可愛くしたい、は親心。頭に巻くバンダナに、ひさしをつけた帽子風のバンダナです。
〒162-0055
東京都新宿区余丁町7番1号
発明学会ビル
一般社団法人 発明学会発明学会

TEL:03-5366-8811
FAX:03-5366-8495
 当会へのお問い合わせ

発明学会